原研究室(旧)

原辰徳


サービスをデザインし、人と社会を理解する


  当研究室は、新しい学問領域・総合領域であるサービス工学に関する研究を行っています。研究室の設立当初は、製造業製品を介したサービスや製造業のサービス化について、製品開発の考え方を応用する形が主な内容でした。その成果のひとつが、サービス用の設計支援システム(サービスCAD)です。研究室発足後は、そうしたサービスの設計工学研究に加えて、訪日観光と地域活性化を対象とした観光情報サービスの社会実装、接客サービスの解析と教育支援など、人間の要素をより多く含む現場起点の研究にも取り組んできました。→ [研究紹介ポスター2018]
 2022年夏に研究室を再開し、製品サービスシステム、顧客体験の計測、価値共創の数理モデル、優れたサービスの国際標準化などに取り組んでいます。 → [学部講義2022]


新着情報

2023.9.25
10/16(月)に東京大学 第8回人工物工学コロキウム「デジタル時代のサービスづくりと人工物」、11/6(月)に東京大学 サービスエクセレンス総括寄付講座 公開シンポジウムを開催します!
2023.3.20
放送大学「サービスサイエンス」が4月4日に開講されます(ラジオ科目、radiko対応)。また、3月20日に放送大学教育振興会よりテキストも出版されました。
2022.8.1
原が、東京大学大学院 工学系研究科 人工物工学研究センター 准教授に着任しました。教育では精密工学専攻/精密工学科を再び兼担します。総括寄付講座も兼担しサービスエクセレンスの活動は継続します。
2022.6.10
原が、サービス学会の学会活動貢献賞第10回国内大会 研究奨励賞を受賞しました。後者の発表内容を基に最近発表した英語論文はこちら
2022.2.2
サービスエクセレンス規格の解説本が出版されました。サービスエクセレンス規格の解説と実践ポイント
2021.11.22
原がISO/TC312で関わったサービスエクセレンス規格のJISが発行されました(JIS Y 23592とJIS Y 24082)。
2021.10.20
原が、経済産業省の 令和3年度 産業標準化事業表彰(産業技術環境局長)を受賞しました。表彰式の様子はこちら
2021.10.6
サービス学会の第10回国内大会を3月7日〜9日に東京大学で開催します(原は大会副実行委員長)。
2021.10.5
原が、日本品質管理学会の 第50年度 Activity Acknowledgement賞 を受賞しました。
2021.9.1
原が、デジタル庁の発足に伴い、デジタル庁 統括官付に着任しました(IT総合戦略室は再編)。
2021.6.18
原の内閣官房IT総合戦略室での職務に関連して「包括的データ戦略」が策定されました。同日に閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」の別紙として公開されています。
2021.6.1
原がISO/TC312で関わったサービスエクセレンス規格 ISO 23592とISO/TS 24082が間もなく発行されます。→ 関連した規格説明会寄稿など。
2021.1.1
組織改組に伴い、原の東京大学での所属・役職が再び変わりました。東京大学 総括プロジェクト機構「QualityとHealthを基盤におくサービスエクセレンス社会システム工学」総括寄付講座、特任准教授です。
2020.12.21
原が内閣官房IT総合戦略室にて関わっている、データ戦略タスクフォース第一次とりまとめが、デジタル・ガバメント閣僚会議で決定されました。概要はこちら
2020.12.1
原が、PRISM AI技術領域「スマート介護予防プラットフォームの構築−ICT等活用による介護予防AIの開発−」にサブプログラムディレクター(サブPD) 兼 研究実施者として参画しました。
2020.11.18
濱野君(現太田研 修士2年)が、エコデザイン・プロダクツ&サービスシンポジウム2020(EcoDePS2020)でベストポスター賞を受賞しました。おめでとうございます!
2020.11.17
エコデザイン・プロダクツ&サービスシンポジウム2020(EcoDePS2020)をオンライン開催します。聴講参加は無料です。ブリヂストン 稲継様、東京大学 五十嵐先生のサーキュラーエコノミーに関する基調講演も行われます。どうぞ御参加ください!
2020.11.10
原が内閣官房IT総合戦略室にて関わっているデータ戦略タスクフォースより、第1回会合第2回会合の情報が公開されました。
2020.8.10
6月に日本品質管理学会 サービスエクセレンス/生産革新部会 第9回知識共有会で行った、エクセレントサービスの国際標準化に関する講演レポートはこちらからご覧いただけます。
2020.7.17
原が内閣官房IT総合戦略室にて関わっているデジタル社会構築タスクフォースより、データ環境整備についてのとりまとめが公開されました。
2020.7.6
2023年度より、放送大学にて「サービス・サイエンス」科目を開設予定です。同科目の主任講師の一人として、2年ほどかけ準備して参ります。
2020.6.10
青池君(修士卒)がサービス学会第8回国内大会で発表された論文に対して、 大会優秀賞を受賞しました。おめでとうございます!
2020.6.1
福島君(修士卒)と濱野君(現太田研 修士2年)がICServ2020(The 7th International Conference on Serviceology)で ISSIP ICServ Best Paper Award を受賞しました。おめでとうございます!
2020.4.1
原の内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室での役職が、IT戦略調整官に変わりました。
2020.1.14
原が講師を一部務める、日本生産性本部 経営アカデミー「社会システム・デザイン研修」が開講しました。
2019.12.1
原が、内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室 情報通信技術(IT)参与(=内閣官房 IT総合戦略室 IT参与)として着任しました。
2019.10.30
山形県酒田市・鶴岡市でCT-Plannerに関するワークショップを開催しました。
やまがたニュースオンライン「観光プラン、AIが作成支援 酒田と鶴岡でツール体験、蓄積データでニーズ分析」
2019.10.2
AIITイノベーションデザインフォーラムで講演します。講演題目「サービスデザイン:工学的手法と共創によるその仕組みづくり」
2019.4.1
原が異動しました。新しい所属は、東京大学大学院 工学系研究科 化学システム工学専攻 品質・医療社会システム工学寄付講座/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 です。これまでの研究テーマも一部継続しますが、新たな活動が幾つかスタートします。なお、このホームページは、移行までの暫くの間、このドメインにて運用予定です。
2018.11.30
2019年1月22日に開催されるサービス学会 2018年度第2回セミナーにて、ANA総合研究所との共同研究成果について講演を行います。原は「客室乗務員の接客スキルを科学し、人材育成に活かす:その研究手法と産学共創のかたち」について、全日本空輸株式会社(ANA)の客室訓練部の方が「東京大学との共同研究成果を取り入れた教材開発と新人訓練への導入」についてそれぞれ紹介します。
2018.5.8
EOSJapan 1st Meetupを東大本郷キャンパス 伊藤謝恩ホールで開催します。EOSは、ブロックチェーンベースの新たな分散アプリケーションプラットフォームとして期待されており、これからのサービス研究にも大きく関わっていくことが予想されます。
2018.3.13
5月1日に、日本テクノセミナーにて一日の有料セミナーを開催します。原の名前をお伝えいただくことで、受講料が1割引になります。
サービスを組み合わせた製品開発法と付加価値の向上策 〜ユーザや社会と共創するためのデザイン法、製品サービスシステムの事例とフレームワーク〜
2018.3.11
ANA総合研究所との共同研究について、プレスリリースを出しました。
〜『おもてなし』の科学的理解に向けた共同研究の成果を発表しました(サービス学会第6回国内大会)〜
2018.2.27
原が、ISO TC312 Excellence in Service の国内審議委員会の委員に就任しました。ISO TC312では、エキスパートとして登録されています。
2018.1.16
第31回人工物コロキウム「人や社会から受け入れられる人工物を目指して」を、東京大学 柏の葉キャンパス駅前サテライトにて開催します。原も講演します(講演題目「人工物づくりのためのサービスづくり:”使う”は”人工物”にどう含まれるか」)。
2017.10.28
特任研究員のホーさんが、サービス学会第5回国内大会@広島にて、ベストポスター賞を受賞しました(発表題目:高齢化社会に向けた高齢者変革サービスモデルの提案)。本発表は、ホーさんがJAISTの博士課程在籍時に行った研究成果をまとめたものです。おめでとうございます!
2017.9.22-24
今年もツーリズムEXPOに首都大学東京 倉田研究室とともに出展いたします。出展者情報はこちらをご覧ください。
2017.9.15
原が、応用脳科学コンソーシアム「エージェントAIと環境知能研究会」のメンバとして参画しました。
2017.9.10
原が、(株)NTTドコモの2017年度「次世代情報通信ビジネス研究会」のメンバとして参画しました。
2017.8.9
NEDOの「次世代人工知能・ロボット中核技術開発/次世代人工知能技術分野」の先導研究プロジェクト「物流サービスの労働環境改善と付加価値向上のためのサービス工学×AIに関する研究開発」が採択されました。委託期間は2年で、産総研・筑波大・東大の共同研究です(原は共同提案者)。プレスリリースはこちら
2017.7.1
原が、観光情報学会 第15回研究発表会の研究発表会優秀賞を受賞しました(全国大会にて表彰)。
2017.7.1
修士修了生の品川泰嵩君が、観光情報学会 第14回研究発表会の研究発表会優秀賞を受賞しました(全国大会にて表彰)。おめでとうございます!
2017.5.23
原が、経済産業省「スマートホームに関するデータ活用環境整備推進事業 事業環境構築検討会」の委員に就任しました。
2017.4.1
研究室の特任研究員としてHo Quang Bachさんが着任しました。
2016.12.1
原が、経済産業省「平成28年度IoT推進のための新産業モデル創出基盤整備事業検討委員会(家庭内機器のネットワーク連携等調査)」におけるスマートホームWG下のデータ利活用SWGの委員に就任しました。
2016.10.3
科学技術振興機構 社会技術研究開発センター(JST RISTEX)の「未来を共創するサービス研究開発の可能性調査」に採択されました(題目:社会厚生を拡大する共創型プラットフォームサービスの可能性調査)。プレスリリースはこちら
2016.9.30
原が、内閣官房 IT総合戦略室 「データ流通環境整備検討会内 AI、IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループ」構成員に就任しました
2016.9.23-25
今年もツーリズムEXPOに首都大学東京 倉田研究室とともに出展いたします.出展者情報はこちらをご覧ください
2016.7.1
修士2年の品川泰嵩君が、観光情報学会 第13回研究発表会の研究奨励賞を受賞しました(全国大会にて表彰)。おめでとうございます!
2016.7.1
首都大学東京と共同開発中のCT-Plannerが、京王電鉄新宿駅の観光案内所 に設置されました。京王電鉄のニュースリリース首都大学東京とのプレスリリース
2016.6.8
首都大学東京と共同開発中のCT-Plannerが、JR東海の観光プロモーションサイト Japan Highlights Travel に組み込まれました。JR東海のニュースリリース首都大学東京とのプレスリリース。日経新聞にも掲載されました。
2016.5.6
原のコラム「サービスを楽しむための3つの劇」が、群像 2016年6月号に掲載されました。
2016.4.1
科研費 若手研究B「使用行為を経たサービスの機能変容の解明と設計支援」(細目:サービス情報学(サービス工学)、デザイン学)が採択されました。
2016.1.27
フジテレビ ホウドウキョク Startup!180に出演し、観光関連の取り組みについて紹介してきました。アーカイブ動画はこちら(Brand New PRODUCTのコーナーです)
2016.1.1
朝日新聞の新年別刷り第5部「おもてなし2020」に、首都大学東京 倉田陽平准教授との共同研究 CT-Plannerの神戸での実証実験の様子が掲載されました
2015.12
原が委員長を務めた、科学技術振興機構(JST) 社会技術研究開発センター「サービス学将来検討会」の活動報告書「未来を共創するサービス学を目指して〜次期プログラムに向けた提言〜」が刊行されました
2015.11
原が、内閣官房 IT総合戦略室「新戦略推進専門調査会 規制制度改革分科会 情報通信技術(IT)の利活用に関する制度整備検討会」構成員に就任しました。
2015.10.29
日経情報ストラテジー 2015年12月号に、ANA総研との共同研究の様子が掲載されました。
2015.10.1
JSTニュース 2015年10月号の表紙と本文に、インタビュー記事が掲載されました。
2015.9.27
ツーリズムEXPOジャパン2015に出展しました。出展者情報 | ツーリズムEXPOジャパン推進室のリリース
2015.6.19
修士1年の品川泰嵩君が、観光情報学会第12回全国大会にて、大会奨励賞を受賞しました。おめでとうございます!
2015.6.4
ANA総合研究所との共同研究を開始しました。ニュースリリースはこちら。毎日新聞にも掲載されました。
2015.4.24
原が、横断型基幹科学技術研究団体連合 第三回木村賞を受賞しました。[表彰状] [会誌記事] [受賞対象研究の経緯と位置づけ]
2015.2
原が、内閣官房 IT総合戦略室「電子行政オープンデータ実務者会議 利活用推進ワーキンググループ」構成員に就任しました。
2014.10
科学技術振興機構 社会技術研究開発センター(JST RISTEX)の研究開発成果実装支援プログラムに採択されました(首都大学東京との共同研究 /題目「旅行者と地域の共生に資する観光プラン作成支援技術の基盤化と社会実装」
2014.7
問題解決型サービス科学研究開発プログラムでのプロジェクト成果報告を掲載しました
2014.6
原が、科学技術振興機構(JST) 社会技術研究開発センターでの「サービス学将来検討会」の委員長に就任しました
2012.4
研究室ホームページを開設しました
2011.4
原が人工物工学研究センターに異動し、原研究室が発足しました
2010.9
科学技術振興機構(JST)の問題解決型サービス科学研究開発プログラムに研究プロジェクトが採択されました(首都大学東京・JTBとの共同研究/題目「顧客経験と設計生産活動の解明による顧客参加型のサービス構成支援法〜観光サービスにおけるツアー設計プロセスの高度化を例として〜」